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彼のメッセージの核心をとらえた五つの短い作品です。シカゴの人々の心を動かした言葉から始めましょう。
1893年の万国宗教会議を熱狂させた演説から、シュリー・ラーマクリシュナへの感動的な賛辞まで、ヴィヴェーカーナンダの思想の全容をとらえた五つの画期的な作品です。
歓迎の辞への答辞
アメリカの姉妹たち、兄弟たちよ。 私たちに寄せられた温かく心のこもった歓迎に応えてここに立つことは、言い尽くせぬ喜びで私の胸を満たすものである。世界で最も古い出家修行者の教団の名において、私は感謝する。諸宗教の母の名において感謝する。そして、あらゆる階級と宗派に属する幾百万、幾千万のヒンドゥー教徒の名において感謝する。 また、この壇上の講演者のうち、東洋からの代表者に言及して、遠い国々から来た...
ヒンドゥー教に関する論文
有史以前の時代からわれわれに伝わり、いまなお世界に存続している宗教が三つある。ヒンドゥー教、ゾロアスター教、そしてユダヤ教である。これらはいずれも甚大な衝撃を受けてきたが、そのすべてが、生き残っているというその事実によって自らの内なる力を証明している。しかし、ユダヤ教はキリスト教を吸収することができず、すべてを征服したその娘によって生誕の地から追われ、またひと握りのパールシー教徒だけが、自分たちの...
働きとその秘訣
(1900年1月4日、カリフォルニア州ロサンゼルスにて講演) 私が人生で学んだ最も偉大な教訓の一つは、仕事の目的に払うのと同じだけの注意を、その手段にも払うということである。それを私に教えてくれたのは一人の偉大な人物であり、その人の生涯そのものが、この偉大な原理の実地の証明であった。私はこのただ一つの原理から、絶えず偉大な教訓を学びつづけてきた。そして、成功の秘訣はすべてここに、すなわち目的と同...
義務とは何か
第4章 義務とは何か カルマ・ヨーガを学ぶにあたっては、義務とは何かを知る必要がある。何かをしなければならないとすれば、私はまずそれが自分の義務であることを知らなければならず、そうしてはじめてそれを行うことができる。また、義務の観念は国民によって異なっている。ムスリムは、自らの聖典である『コーラン』に書かれていることが自分の義務であると言い、ヒンドゥー教徒はヴェーダにあることが自分の義務である...
わが師
「徳が衰え、悪がはびこるときはいつでも、私は人類を助けるために降臨する」と、クリシュナは『バガヴァッド・ギーター』のなかで宣言している。この世界が、その成長のゆえに、また新たな事情が加わったゆえに、新しい調整を必要とするときはいつでも、力の波が到来する。そして人間は霊の次元と物質の次元という二つの次元で活動しているのであるから、調整の波もまた両方の次元に到来する。一方の物質の次元における調整につい...